牛久シャトーについて


牛久シャトーは、実業家である神谷傳兵衛が、1903(明治36)年に茨城県牛久市に開設した日本初の本格的ワイン醸造場です。

当時最新といわれたボルドー地方の醸造技術を用いて、葡萄の栽培からワインの醸造・瓶詰めまでを一貫して行なっていました。

現在は、約6万平方メートルある敷地内に、神谷傳兵衛の足跡やワインの歴史を紹介しており、多くの方が訪れます。

2007(平成19)年11月には経済産業省より「近代化産業遺産」に認定、2008(平成20)年6月には「国の重要文化財」に指定、2020年(令和2年)6月には「日本遺産」に認定され、その歴史的価値の高さが広く認められています。

国指定 重要文化財について

シャトーカミヤ



旧醸造場施設3棟


指定理由


※指定基準=歴史的価値の高いもの

2008年4月18日文化庁プレス発表資料

城県稲敷郡岡田村(現牛久市)の原野120町歩を購入し、開墾をはじめる。

東京・豊多摩郡東大久保村に試植したぶどう苗を茨城県稲敷郡岡田村(現牛久市)に移植。

牛久ぶどう園に醸造場建築をはじめる。

設計者:

岡田時太郎
森山松之助

牛久醸造場

(現牛久シャトー)竣工。

「経済産業大臣から近代化産業遺産認定。

文部科学大臣から重要文化財に指定。

日本遺産に認定。